1987年、渡辺昌子の提唱で平和とうたごえを愛する人々によって創立、30年間にわたって東京・多摩地域を中心に活動を続けています。高尾山の緑を守る合唱組曲「森といのちの歌 ─高尾山に捧げる─」を委嘱初演(1990年)以来、その時々の社会の問題を取り上げ、外山雄三、池辺晋一郎の他、金井信、安藤由布樹らの各氏に作曲を委嘱し、1~2年毎に初演・発表してきました。
2013年には、ポーランドから寄せられた震災復興支援に対する感謝を、音楽を通して伝えたいという思いから、ワルシャワとクラクフで公演を行なった。民間の国際交流財団からの助成も得て、公演は満席のお客様を迎えて大成功を収め、うたごえを通してさらなる友好の輪を拡げることができました。
また、「みんなの街で音楽会」の開催や「八王子平和を愛する文化祭」への出演、被災地・福島で開催された2014年、2017年「響きaiコンサート」への参加、そして2024年6月には「東日本大震災&福島第一原発事故被災者支援チャリティコンサート“祈り・希望vol.10”in大阪」に参加して演奏をしてきました。
日常的にも、平和を願う多くの人々と音楽を通してつながる活動を展開しています。
2023年8月、札幌で開催された日本のうたごえ祭典in北海道での、全国合唱発表会一般の部B(20人以上の合唱団)で銅賞をいただきました。
演奏曲:「花三題」(作詞:谷川俊太郎 作曲:池辺晋一郎、林光、外山雄三)